Published: 令和4年12月8日
Updated: 令和4年12月14日
Category: Workplace Culture , Serviced Office , Workspace

仕事のスタイルの意味、5 つのワークスタイルを理解してチームの生産性向上を目指す方法

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職場のチームワークを成功させるためには効果的なコミュニケーションおよびコラボレーションが不可欠です。特に、昨今主流になってきたハイブリッドワークの導入において、チームメンバーの仕事のスタイル(ワークスタイル)を理解するのは、より一層大事なこと考えられています。

仕事のスタイルについては海外をはじめ日本でも色々語られていますが、この記事では、まず 5 つの主要な仕事のスタイルについて解説します。この 5 つの仕事のスタイルを理解して、それぞれが強みを活かして最大限の力を発揮し、チームの生産性を向上させる方法についてお伝えします。


仕事のスタイル(ワークスタイル)とは

仕事のスタイル(ワークスタイル)とは、職場での個人の行動、仕事の進め方、取り組み方、考え方を意味します。自分自身およびチームメンバーの仕事のスタイルを理解することで、より効果的に生産性を上げることが実現すると考えられています。

ワークスタイルについては 1980 年代から研究されてきて様々な定義がありますが、ここでは最も一般的なカテゴリーの、実行型、アイデア重視型、細部重視型、サポート型に、独立型を含めた 5 つのスタイルを紹介します。


5つの仕事のスタイル

実行型

実行型は、タスクが割り当てられたら確実に期限内に完了させ、集中力がありスピードもある人です。ToDoリストを消していくことにモチベーションを感じます。実行力に優れる反面、自分の仕事に集中するあまり進捗状況を伝えることをしなかったり、周りとコミュニケーションを取り忘れる傾向があります。


アイデア重視型

アイデア重視型のワークスタイルはクリエイティブで自分のビジョンを実現するために周囲に伝えるのが上手な人です。リスクや障害に動じることなく楽観的で、自分のアイデアを実現することにエネルギーを燃やします。全体像を重視して大雑把な傾向があり、細部にこだわることや計画を得意とするタイプではありません。


細部重視型

細部重視型は細部にこだわるため最終チェックに適任です。何よりもまず正確さを優先させる傾向があり、誤字脱字を見逃さない、将来問題になりそうな小さなリスクも注視します。細かい配慮ができ、チームメイトの秩序を保つ役割を担います。一方で、この完璧さを求めるややスピード感に欠けたり、燃え尽き症候群やインポスター症候群になる危うさもあると言われます。


サポート型

チームメンバーやクライアントの橋渡しになり、プロジェクトの成功のために考えることができる人です。仲間の可能性を見抜き、それを引き出すことができる、誰かが困っている局面では助け舟を出します。サポート型の人は、プロジェクトの障害となるボトルネックを見つけて、全体をうまく機能させるために細やかなサポートをすることができます。


独立型

独立型のワークスタイルは、アイデア重視型と似たような資質をもっており、プロジェクトのリーダーとなることも少なくありません。ビジョンがあり推進力もありますが、競争心が強く、1人で考えることを好む傾向があります。そのため他のメンバーを気遣うことに意識が向かない一面もあります。


自分自身の仕事のスタイルは?

自分のワークスタイルを診断するためには何をしたらいいでしょうか?

● 日々または週ごとのタスクを追跡する
プロジェクトやタスクに取り組んでいる時、何が嬉しかったか、喜びを感じたか書き出してみましょう。やる気やモチベーションがあがったポイント、大変だったけど達成感を感じた理由などをメモしておくと、自分がやりがいを感じることや好む傾向が見えてくるかもしれません。

● 書くコミュニケーション VS 話すコミュニケーション
考えを伝えるのに書くのと話すのとどちらが得意でしょうか? 細部重視型の人はメールなど文章の方が自分自身を表現しやすい傾向があり、アイデア重視型の人は声に出して考えます。 逆に、何が仕事の中であなたをもっと疲れさせるか見つけると、不得意から得意も見えてくるかもしれません。

● 周囲の人にフィードバックを得る
同僚や上司、メンターに自分の働き方や得意に見えているスキルなど聞いてみると良いでしょう。


多様な仕事スタイルを持つチームで成功するには?

それぞれ得意なことや仕事に対する取り組み方が異なるワークスタイルですが、チームを成功に導くために大事なことを押さえておきましょう。

①チームメンバーの仕事スタイルを認識する
②仕事スタイルの強みが活かせる役割を割り当てる
③仕事スタイルに合ったフィードバックをする
④異なる仕事スタイルのメンバーでチームを作る

チーム内に異なる仕事スタイルの人が混在するのは、それぞれの欠点やギャップを埋めることができます。お互いを理解しておくことで、それぞれの強みを生かすことができ、より創造的な問題解決策を見出すチャンスにもなります。

メンバーの仕事スタイルを理解することで、チームワークの向上、職場のコラボレーションを効果的にして生産性を上げることにぜひ役立ててください。

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