働き方改革やニューノーマルのワークスタイルは、多くのフリーランスの仕事にチャンスが到来していると言われます。この記事では、フリーランスとは?フリーランスになるにはどんな仕事の種類があるのか?2022 年に有望とされるフリーランスの職業10選を見ていきます。
フリーランスとは
フリーランスは、会社員でも起業でもない第三の働き方として注目されています。厚生労働省は、フリーランスとは個人で事業を行う方であり、 原則として雇用という働き方ではない、と定義しています。
日本のフリーランス人口は、ランサーズ株式会社の「フリーランス実態調査 2021-2022 年版」によると 1,577 万人とされ、2020 年 1 月の調査ではフリーランス人口は 1,062 万人だったことから、大きくフリーランス人口が増えていることがわかります。
フリーランスは副業としても注目されていますが、リクルートワークス研究所の 2018 年調査ではフリーランスを本業として働いている人は約 324 万人、副業は約 148 万人、3 割以上が副業で働いていることが示されました。
メインの仕事があり、フリーランスは隙間時間に働く場合は「副業」ですが、最近では複数の仕事を同等に働く「複業」、複業系パラレルワーカーと呼ばれるフリーランスも注目されています。
今話題のフリーランスの仕事 10 選
働き方の多様性が広がってきた現在、より多くのプロフェッショナルが、自由に働くスタイルを選び、フリーランスの仕事やスタートアップに移行することが予想されます。フリーランスにはどんな職種があるのか、10 種類を紹介します。
①ブロガー・アフィリエイター
自分のブログに広告を掲載する、スポンサーと提携するなど、自身のメディアで生計を立てるビジネスです。商品やサービスの説明、自身の経験やライフスタイルを発信するブロガーや知識を共有するなど色々なタイプの情報発信があります。
②デザイナー
ウェブサイトのデザインを行うウェブデザイナー、商品パッケージやロゴ、広告のデザインを行うグラフィックデザイナーなど、クライアントの意向を汲み取りターゲットに合った物を制作する職業です。
③動画クリエイター
YouTuberとして自分で動画を作る人もですが、クライアントの希望する動画を作る動画クリエイター・映像クリエイターは人気職種でもあります。世界的なクリエイターエコノミーの盛り上がりも後押ししています。
④IT エンジニア・プログラマー
コンピューターのシステム開発を行うシステムエンジニアや、ウェブサイトやアプリの開発や運用を行うウェブエンジニアなど、IT 関連のフリーランス人材は需要が増加しています。
⑤ライター・ コラムニスト・作家
ウェブメディアのコンテンツの執筆をする web ライターや、雑誌、新聞などに掲載されるコラムニスト、自身の著作を書いて電子書籍や紙の本などを出版する作家など、「書くこと」に関わる仕事は多種多様あります。
⑥カメラマン
ホームページ向けの画像や、依頼を受けて商品や人物を撮影するなど、クライアントは個人や企業など様々です。インターネット上で写真を販売することもできるのでチャンスは広くあると言えます。
⑦コンサルタント・カウンセラー
相談を受けて助言を行う仕事も個人で行えて需要が高いフリーランス職種です。経営コンサルタントや心理カウンセラーなど、以前は対面が主流でしたが、現在はオンラインで場所を問わずに顧客とコミュニケーションが取れます。ファイナンシャルプランナーやインテリアコーディネーターなども同様にフリーランスで活躍できる仕事です。
⑧投資家
投資の配当や株主優待で生活する、投資によって収入を得る投資家も、会社に属さず独立して仕事をしている人と考えられます。株式投資、不動産投資、仮想通貨、FX、外貨預金の金利など様々な投資があります。
⑨士業の職種
士業とは、司法書士や顧問弁護士、行政書士、税理士、公認会計士、土地家屋調査士、社会保険労務士など「士」がつく資格職を指します。独立してフリーで働くこともできる職業です。
⑩ネットショップの開設
ネットショップは個人でも気軽に開けるようになりました。自分でネットショップを開設するよりもプロに頼みたいという要望も多いので、フリーランスとしてネットショップの開設を請け負う仕事は需要があるとされます。
まとめ
競争が激化していくことが予想されるフリーランスのビジネスで、顧客に選ばれるためには、俊敏さや柔軟性、適応性の高さが重要なポイントとなります。より柔軟に素早さを重視するアジャイルワーキングを、フリーランスは意識するのがゲームの一歩先を行くのに役立つかも知れません。
場所や借りる期間、必要な設備などを柔軟に選べるフレキシブルオフィスは、身軽にフットワーク軽く仕事をしたフリーランスのワークスタイルにおすすめです。既存の長期賃貸の事務所よりも、レンタルオフィスは融通がきき状況により変化しやすいメリットがあります。
コンパスオフィスでは、東京で 1 人から 50 名までに対応したさまざまなフレキシブルオフィスを提供しています。専門 IT チームが IT や通信関係を対応、受付や会議室など、プロフェッショナル向けの総合的なソリューションをご用意しております。
仕事に集中できる整った環境をお探しの方は、お気軽にお電話またはお問い合わせフォームから、コンパスオフィスへご相談ください。